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2012年3月30日

今日は限局矯正(LOT)、アップライトの治療を紹介いたします。

部分矯正(MTM)とも言います。

この患者様は左下6番目の奥歯を十数年前に喪失した後、そのまま放置していたため、7番目の奥歯が手前に倒れてしまいました。歯が倒れ、傾斜が強いところは歯周病に罹患しやすいです。

術前のレントゲン
左下7LOT術前デンタル.jpg
黄矢印の歯(左下7番目の奥歯)が手前(画面左側)に倒れています。隣の歯がなくなると、そのスペースに歯が倒れてしまうんです。赤矢印の部分に歯周ポケットがあります。このように歯と骨の角度が小さいと歯周ポケットができやすくなります。

そこで、インプラントアンカーを用いて限局矯正(LOT)を行いました。術後レントゲンです。
左下7LOT術後デンタル.jpg
黄矢印の歯が真っ直ぐに起きています。また赤矢印の骨と歯の角度がほぼ正常になり、歯周ポケットが消失しました。後ろにあった親知らずは抜かせていただき、歯がない右下に移植しました。歯の移植については今度紹介いたします!

限局矯正開始時の口腔内写真です。左下7番目の歯(黄矢印)が倒れています。青矢印はインプラントアンカーです。インプラントアンカーから倒れた歯にゴムをかけて起こしていきます。
左下7LOT術前.jpg

限局矯正(アップライト)後の状態です。黄矢印の歯が真っ直ぐになりました。
左下7LOT術後.jpg
歯が倒れたままであると、差し歯(ブリッジ)の治療ができません。ブリッジの治療ができる状態まで歯を移動することができ、なおかつ歯周ポケットはなくなりました。

歯の移動の際には固定源が必要です。インプラントアンカーは骨に埋入するので(痛みは全くありません!施術時間も数分です)、絶対的な固定源になります。

他の歯を固定源にした場合、その歯も一緒に動いてしまうことがあります(アンカレッジロスといいます)。そのような心配がなく、装置も簡素化できるので、患者様に大きなメリットとなります。

仮歯(プロビジョナルレストレーション)を入れた状態です。
左下7LOT後PR.jpg

これでしっかり噛めるようになりました!まだまだ治療は続きますが、最後まで妥協せず、丁寧に
治療させていただきます!

新潟県新発田市の歯医者なら寺尾歯科医院へ!

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新潟駅前歯科クリニック 院長 寺尾 豊
新潟駅前歯科クリニック
院長 寺尾 豊

院長経歴
昭和48年9月8日 新潟県新発田市生まれ
新潟県立新発田高校卒業

平成10年3月 日本大学歯学部卒業
同年4月 町田市民病院 口腔外科入局

平成11年1月 町田市民病院 麻酔科研修
同年7月 町田市民病院 麻酔科研修終了後 口腔外科勤務

平成14年4月 町田市民病院 口腔外科レジデント
(週5日勤務、当直勤務)

平成17年4月 町田市民病院 口腔外科嘱託医(週5日勤務、当直勤務)

平成19年6月 町田市民病院 口腔外科嘱託医(週4日勤務、当直勤務)
寺尾歯科医院に週2日勤務

平成21年11月 寺尾歯科医院を父の跡を継いで開業